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2014/11/1 私のウェディングの原点
はじめまして!
「2人にしかできない」
「ユニークでオリジナルな」
新しい結婚式を提案する、アーケイディア代表・森川さおりです。
ドンナフォトグラーファ・オリジナルウェディングの記念すべき第一回目の記事が、私の36回目の誕生日に公開されるなんて、なんて素晴らしいヽ(≧∇≦)ノ
って、ちょっと誕生日アピールしてしまいましたが(笑)、せっかくなので私が変わり種の結婚式プロデュースを手掛けることになった原点とも言える結婚式のお話をさせて頂きたいと思います。
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2010年10月10日、大安。
この日は、私のウェディング人生の中で一番忙しい一日でした。
当時、私はとある事務所に所属して、婚礼司会者、事務所のマネージャー、そしてその事務所が手掛ける船上ウェディングのプロデューサーとして3足の草鞋を履いていたのですが。
折しもこの日、その船上ウェディングで、時間差で2組のお客様のウェディングプロデュースの担当をしていました。
そこに飛び込んできた、3組目のお客様からのお問合せ。
なんと、大阪堺市にある府営公園、大泉緑地の芝生広場で結婚式をしたい!とおっしゃる方でした。
お問合せを頂いた時点で、7月下旬。準備には2ヶ月ちょっとしかありません。
しかし、やりたいことがかなり具体的に決まっていらっしゃり、お手伝いをして下さるご友人方もたくさんいらっしゃって皆さん大変協力的、というプロデューサーにとってはとても「やりやすい」お客様だったため、順調に打合せは進んで行きました。
ただ、会場となる芝生広場は、電源もなく、雨風を除けられるところもないので、機材は発電機から全て持ち込み、もし雨天だった場合は公園内の全く別の場所に振り替える、など、通常の結婚式場で行うウェディングとは全く違った苦労がありました。
最寄り駅から公園までは約800m。でも、公園に入ってから会場まで500mほど歩いて頂かなければなりません。その間のゲストの誘導はどうするのか、などなど。
それでも、新郎新婦の「ここでやりたい!」という強い意志と周りのご協力があり、迎えた結婚式前日。
稀に見る大雨が近畿地方を襲いました・・・
このままだと、場所の振替どころか、結婚式そのものが出来るかどうかもわからない状況でした。
気が気でないまま迎えた当日。
ピカピカの快晴!!!!
お二人のご希望で、バージンロードは30m。両サイドには、大阪府公園協会さんからのお祝いとして、秋桜の鉢植えが並べられました。
この景色を見たとき、私の心も震えました。
たまたま散歩で通りかかった方や、野鳥観察に来ていた方、広場の別の場所でサッカーをしていた少年たちも寄ってきて、
「何が始まるの?」
「結婚式!?ここで?見ててもいい??」
などと話しかけられ、会場周辺は本番前から大変賑やかに。
お支度を済まされ会場を見に来られた新郎新婦も、そんな一般の方々から祝福を受け、いろいろとお話をされ、本当にリラックスした雰囲気で結婚式が始まりました。
もちろん、一般の方も観覧して、拍手でお祝いして下さいましたよ!!
人前結婚式がめでたく行われた後は、そのまま芝生の上でガーデンセレモニーが。
シャンパントースト、ケーキセレモニーなどが行われ、なんと新郎新婦とゲスト全員でのマイムマイムも行われました(*´∀`*)
そして仕上げに、爽やかな秋晴れの空に向かって、バルーンリリース!!
本当に本当にステキな手作り結婚式でした♡
この後すぐ、私は船上ウェディングのため琵琶湖へ向かったのですが、その後場所を移動して行われた披露パーティも和やかに執り行われたと聞いてホッとしたことを覚えています。
この日、この結婚式をキッカケに、新郎新婦の願いを出来る限り形にできるような、場所を選ばない自由な結婚式を手掛けていきたい!という思いが、私の中で生まれたのです。。。
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それではこれから、その後私が手掛けたウェディングのご紹介や、ユニークな結婚式のアイデア、ウェディング業界に長くいて感じたこと、結婚式での「マナーブックに載らない」マナーなど、読んで下さった皆様のお役に立てるような情報を発信していきたいと思っています。
これからも読んでやって下さいね(*´∀`*)b.:゚+♪
これから結婚される皆様が(もう結婚されている方も)、
どうぞ記憶に残る素晴らしい結婚式を迎えられますように!