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2015/3/1 結婚式は誰のためのもの?

こんにちは!

「2人にしかできない」

「ユニークでオリジナルな」

新しい結婚式を提案する、アーケイディア代表・森川さおりです。

今日も過去のブログから、加筆修正した記事を掲載します。

さて、「ハゲタカ」ってご存知でしょうか?

ウェディングと何の関係があるの、と不審に思われるかも知れませんね(笑)

もともとは小説で、数年前、NHKでドラマ化され、その後映画も公開され、一躍有名になった、あの「ハゲタカ」です。

経済オンチの私でも夢中になれる、面白いドラマでした。

テーマはM&A。

熾烈な企業買収の世界を素人にも分かりやすく描いた経済ドラマでもあり、かつ、登場人物の過去や思いが複雑に絡み合う人間ドラマでもありました。

そのハゲタカの原作小説は、ドラマとは全く違ったストーリーとキャラクター設定です。

もちろんテーマは同じですが。

ドラマを見てから原作を読むと、その世界観の大きさに圧倒されます。

どちらも面白い!のですが、私個人的には、読み終わるといっぱしの企業買収者になれた気になる原作がオススメです(≧∇≦*)

作者の真山仁さんが、全作を通して問いかけているのは、

“会社は誰のものか”

ということです。

社長を含む経営者のものか?
創業者一族のものか?
社員のものか?
株主のものか?

真山さんは、主人公の鷲津や、他のキャラクターの口を通していつもこう言っています。
「会社とは、その会社に関わる全てのステークホルダー(利害関係者)のものである」
と。

つまり、上に挙げた全ての項目+その会社の商品の消費者やファンのものでもあり、その中の誰一人として、会社を自分だけのものにする権利はないのだ、ということです。

私はここ最近全作を何度も読み返し、ブライダルも同じなのでは?
と考え始めました。

“結婚式は誰の為のものか?”


それは、
結婚する二人の為のものであり、
結びつく両家の家族や親族の為のものであり、
それを祝う友人や職場の方などの関係者の為のものであります。

というのが、今広く認識されているスタンスではないでしょうか?

しかし、私はそれだけではないと考えました。

全てのステークホルダー、と考えるなら、上の項目に、さらに
「新しい世帯を受け入れる社会全体の為」
が加わるのではないでしょうか?

そもそも、結婚式とは本来、村や町、コミュニティを挙げての祝いごとであり、お祭りであったはずです。

それが、核家族化が進み、地域の縁が希薄になってきた現代、随分と変容してきました。

しかし、今こそ、良い意味でのつながりを復活させるときではないでしょうか。

私は、

結婚式は、「まつりごと」である

と考えます。

政であり、祭り事である。

二人が結婚することによって、地域社会にも何らかのかたちで貢献することができる、そんな結婚式を私は目指したいと思っています。

私の熱い語りを聞いて、面白そう、協力してもいいよ、と言って下さる方々がいらっしゃいます。

そんな方たちの期待に恥じぬよう、少しずつですが前進していきます。

これから結婚される皆様が(もう結婚されている方も)、

どうぞ記憶に残る素晴らしい結婚式を迎えられますように!

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